ライブやコンサートに足を運ばないひとはこう言います。
「CDで聴けばいいじゃん」
ここを読んでくれている方はそうじゃないと思いますが。
基本的なライブの魅力はなにかを考えてみました。

生の時間の共有というのは素敵なものです。
来年もまたそのアーティストのライブがあると思うのは幻想。
レコード会社と契約が切れてしまうかもしれない。
ライブ活動をやめてしまうかもしれない。
病気になってしまうかもしれない。
もしかしたら、そのアーティストは来月に死んじゃってもう二度と永遠にライブがないかもしれない。
あのマイケルジャクソンだって、思いがけず亡くなってしまいました。
腕のよいエンジニアさんの手で、へろへろの歌もばっちりな商品にしあげることができます。
揺れたリズムの演奏もガチガチに正確に修正できます。
逆に実力のあるアーティストでもわざと加工感のある仕上がりにしたりします。
ライブになると演奏は基本的に生になります。(同期やカラオケもありますが)
ライブ好きなアーティストならアレンジも変わりますし、楽器のソロも増えるでしょう。
アーティストの歌の本当の魅力が出るのもライブです。
声質がCDよりも太くつややかに聴こえることも多いはず。
最初と最後では声質も変化します。
ピッチがすこしずれてもそれも生の魅力。
息切れしても、歌詞を間違ってもそれも面白い。
演奏も日によって変わります。
そういう楽しみ方をツアーの各地何カ所も参加するひとたちは知っています。
最近はCDをオーディオ機器でなくパソコンで聞くリスナーも多くなってきました。
小さい音で聴くひとも多いです。
それではベースなどの低音のグルーブはほとんど感じることができません。
ライブハウスやコンサートホールでは大きなスピーカーで低音がぶんぶん出ます。
勝手に体が動くような。
バンド演奏の魅力をはっきりと感じれる空間です。
テンポも速くなることが多いですね。
それは会場の音響が違うから。
ホールの大きさでも鳴り方は違いますし、
席の位置でも変わります。
県民性で盛り上がり方も違います。
季節でも違います。
冬はお客さんの上着が音を吸うのですっきり聴こえやすいです。
アーティスト側も変わります。
地元で緊張したり、初日で緊張したり、
大きなホールは緊張が緩んでしまったり。
冬は手がかじかんだり。
初日に緊張しないアーティストなんていませんから、
初日は危ないシーンが多いですね。
小さなライブハウスでの近さも素敵だし、
ドームで数万人がひとつになったときのパワー感もその瞬間にしか経験できない魅力。
違いを感じれるひとはいろいろなことを楽しめるはずです。